容量で困っているあなたに贈るAPEX攻略ガイド

『APEX Legends』は世界中でプレイされている人気バトルロイヤルゲームですが、最近では「とにかく容量がでかすぎる！」という声が多く聞かれるようになってきました。

特に新シーズンやイベントのたびに行われるアップデートでは、数GBから十数GB単位のデータが追加されることも珍しくなく、ストレージ容量に限りのあるユーザーにとっては深刻な問題となっています。

なぜ『APEXの容量問題』がこれほど話題になるのか？

• もともとAPEXは『美麗なグラフィック』『広大なマップ』『多数のキャラクター』『複雑な武器システム』を採用しているため、初期段階から比較的大きな容量を要するゲームでした。

• さらに、シーズン更新ごとに新キャラやマップ、武器調整、イベントモードが実装されることで、その都度ファイルサイズが肥大化。

• 特にPC・PS4・Switchなど、ストレージ容量が異なるプラットフォーム間での対応差もあり、ユーザーによって感じる負担が異なるという現実もあります。

この記事では…

以下のような視点から、APEXの容量に関する問題とその解決策を総合的に解説します。

• 『なぜ容量が増えるのか？』という根本的な原因

• 『具体的な容量削減方法（機種別）』

• 『アップデートのたびに何が変わるのか』

• 『快適にプレイするための設定・周辺機器の選び方』

• 『これからのAPEXのストレージ問題の未来予測』

これから紹介する内容は、単なる「一時的な対処法」にとどまらず、長期的な視点で容量管理を行いたいすべてのプレイヤーに向けた総合ガイドとなっています。

APEXの容量問題とその対策

APEXの容量がでかすぎ！その現状とは

APEX Legendsはその魅力的なゲーム体験の裏側で、多くのプレイヤーを悩ませているのが『異常なまでの容量の大きさ』です。特に以下のような状況に直面しているプレイヤーが増えています。

• PS4ユーザー：90GB以上、アップデート後には100GBを超えることも

• PCユーザー：アップデートを繰り返すごとに120GB近くになる場合も

• Switchユーザー：本体ストレージの少なさにより、インストール自体が困難

このように、単なる「容量が多い」では済まされないレベルに達しており、他のゲームやアプリとの共存が難しくなっているのが現状です。

また、APEXはライブサービス型のタイトルであり、アップデート頻度が高いことから「容量との戦いが終わらない」という問題にも繋がっています。インストール直後はまだ余裕があると思っても、数ヶ月後にはストレージを圧迫する…そんなサイクルが続いているのです。

なぜAPEXの容量は増加するのか？

APEXの容量が肥大化する原因は、単に「データが多いから」では済みません。以下のような複数の要素が複雑に絡んでいます。

主な原因

特に注意すべきは『キャッシュや残留ファイルの蓄積』であり、これがユーザー側で気づきにくい容量増加の大きな要因になっています。

容量を減らすための基本的な方法

APEXの容量を少しでも減らすためには、日々のメンテナンスが重要です。以下に基本的な対処法を箇条書きでまとめます。

容量削減の基本テクニック

• 録画・スクショの整理：プレイ中に撮影された動画や画像は案外かさばる。定期的に削除を。

• 不要なゲームのアンインストール：特にPS4/5では、未プレイのゲームを削除するだけで10〜30GBの余裕ができる。

• 再インストールでクリーン化：キャッシュや壊れたファイルがリセットされるため、容量が軽くなる場合がある。

• クラウドセーブの活用：セーブデータはオンライン保存に切り替えることで、ローカル容量を節約可能。

※注意：再インストールは通信環境が安定しているときに行うこと。失敗するとさらに容量を圧迫することがあります。

接続環境の改善が与える影響

意外かもしれませんが、ネットワーク環境の改善は容量対策にも大きく貢献します。以下の表をご覧ください。

また、ネットワークエラーでダウンロードが中断され、一部のファイルが二重に残ることも。これは最悪の場合、10GB以上の余計なデータが残る原因となります。

各ゲーム機におけるAPEXの容量管理

PS4でのAPEX容量の現状と対策

PS4は初期ストレージが500GBのモデルも多く、APEXだけでその1/5以上を使うという事態に陥ります。

PS4での具体的対策

• 外付けHDD/SSDの導入（推奨：1TB以上）

• 定期的な再インストールによるキャッシュ除去

• 録画設定を無効にすることで自動保存を防止

• 使用していないゲームの削除（特に容量の大きいRPG系）

また、PS4は読み込み速度がHDDベースのため、容量だけでなく快適さの面でもSSD化が効果的です。

PS5のストレージとAPEXの関係

PS5は標準で高速SSD（825GB）を搭載していますが、OSやシステムファイルで200GB程度が既に使用されており、自由に使える容量は実質約667GB前後。

ストレージ拡張の選択肢

PS5ではM.2 SSDスロットが標準搭載されているため、将来を見据えて2TBモデルを増設しておくと長く安心して使えます。

Switchにおける容量削減方法

Switchの内蔵ストレージはたったの32GB（有効領域は約25GB）。APEXをインストールするにはmicroSDカードの使用が必須です。

推奨されるmicroSDの条件

• 容量：128GB〜256GB

• 読み書き速度：UHS-I規格以上（Class10推奨）

• ブランド：SanDisk, Samsung, Lexarなど信頼性重視

さらに、Switchは一度に多くのゲームを保存しにくいため、プレイしていないゲームをアーカイブ化（削除ではない）して空き容量を確保しましょう。

PC版APEXの容量を効率的に管理する

PCは比較的ストレージの選択肢が広いですが、APEXのようにアップデートの頻度が高いゲームでは、知らないうちに重複ファイルや一時ファイルが残存していることがあります。

PCでのおすすめ容量管理法

• Steam/Originのキャッシュを定期削除

• 不要なログファイル・ダンプファイルの消去

• 『Disk Cleanup』や『CCleaner』等ツールの活用

• ゲームファイルの整合性チェック

また、ゲーム用とシステム用にストレージを分けて管理するのが、快適プレイのための鉄則です。

APEXのアップデートによる容量増加

新シーズンに伴うアプデの影響

APEXはシーズン制を採用しており、新シーズン突入時にはほぼ確実に大規模なアップデートが行われます。これにより、以下のような内容が追加され、ファイル容量が一気に膨張するケースが頻発しています。

アプデによる主な追加要素

• 新レジェンドの実装

• 新マップやマップ改修

• スキンやバトルパス関連データの大量追加

• イベントモードや期間限定モードの追加

• 武器・バランス調整に伴う既存ファイルの上書き

シーズン変更直後は、10〜20GB前後のアップデートが発生することも珍しくありません。しかも、一部のデータは一時的にしか使われないにもかかわらず、削除されないままストレージに残るため、数シーズン経過すると肥大化が止まらない状態になります。

ファイルサイズを減少させるアプデの方法

実は開発側（Respawn）は断片化を避け、ファイルを再構築する「クリーンインストール型アップデート」を実施する場合があります。これは容量増加に見えて、実質的には圧縮や統合が行われているため、ファイルサイズを減少させる効果があるのです。

ユーザー側でできる対策・最適化の方法

• アップデート前にAPEX本体をアンインストールし、再インストール

• 設定フォルダ（Config）などを残して、ゲーム本体のみ入れ直す

• 使用していない言語ファイルを手動で削除（PC版限定）

• Steam版なら『整合性チェック』機能を使う

とくにSteamやOriginの『整合性の確認』は、破損ファイルや重複データの検出・削除に有効で、結果的に容量を軽くできます。

アップデート前後のデータ比較

実際のアップデートによる容量変化を簡易的な表でまとめると、以下のようになります（※2024〜2025年初頭の事例ベース）。

このように、一時的な最適化で減少しても、基本的には容量は右肩上がりで増え続けているのが実情です。ユーザー側の意識的な管理が求められます。

快適なプレイ環境のための容量調整

ゲームプレイに必要な空き容量は？

APEXを快適に動作させるためには、インストール容量以上の空き容量を確保する必要があります。とくに以下の点が重要です。

推奨される空き容量の目安（2025年版）

ゲームのアップデート時やキャッシュ生成時に一時的に20GB以上を要求されるケースもあるため、「実容量＋50GB」は最低ラインと考えましょう。

ラグを改善するためのストレージ管理

ストレージが満杯に近づくと、データの読み込み速度が落ち、ラグやカクつきの原因になります。とくにPS4などHDDベースの機種では顕著です。

ストレージ整理のポイント

• ストレージ使用率は80%未満に保つ

• ゲームデータとシステムデータを別のドライブに分離（PC）

• デフラグ（HDD）またはTrim（SSD）を定期実施

• 古いスクリーンショットや動画を削除

ストレージの最適化は、ネットワークラグではなく『ローカルラグ（読み込み遅延）』の改善に直結する点で見逃せません。

Wi-Fiと有線接続の違いとその影響

Wi-Fiでプレイしていると「Pingが高い」「ラグが頻発する」といった症状が起きやすく、これがアップデート時の失敗や容量圧迫の間接的要因にもなります。

比較表：Wi-Fi vs 有線LAN

特に重要なのは、「アップデート中のデータ破損による再ダウンロード」です。有線LANに切り替えるだけで、無駄な容量使用を防げることは意外と見落とされがちです。

APEXを快適にプレイするための選択肢

おすすめのストレージデバイス

ストレージは容量だけでなく、読み書き速度も重要です。特にAPEXのようなオンラインシューターでは、マップデータやプレイヤー情報の読み込み速度がゲーム体験を左右します。

推奨ストレージタイプ別比較

ゲーム専用にM.2 SSDを導入し、システムとは分けて使用するのがベストです。

快適なfpsを維持するための設定

高解像度設定や無制限FPSは魅力ですが、それはストレージや通信環境にも負担をかけます。快適さとパフォーマンスを両立させるには以下の調整が有効です。

推奨設定（PC）

• FPS制限：144fpsまで

• 影の品質：低〜中

• テクスチャ品質：中

• 垂直同期：OFF

• アンチエイリアス：TSAA or 無効

これらの設定を調整することで、容量に余裕を持たせつつ安定動作を確保できます。

接続速度とゲーム体験の最適化

ゲームの通信体験を支えるのは『回線速度×安定性』です。いくら大容量ストレージを用意しても、通信が不安定であればラグや同期ズレに苦しむことになります。

最適化のポイント

• Ping値が常時40ms以下になる接続を目指す

• ルーターは5GHz対応機を使用

• LANケーブルはカテゴリ6以上を推奨

• ISP（インターネット契約）見直しも視野に

さらに、QoS設定（ルーター）を使ってAPEX通信を優先化することで、家庭内の他の通信との干渉も最小限に抑えられます。

容量削減の具体的な実践方法

不要なファイルの削除手順

APEXのプレイデータには、意外と多くの『不要ファイル』が存在します。これらを定期的に削除することで、容量節約とパフォーマンス改善の両方が可能です。

主な不要ファイルと削除方法（PC版の場合）

コンソール（PS4/PS5/Switch）の場合

• ゲーム本体を一度削除し、再インストールすることで不要データを一掃可能

• キャッシュクリアのためには電源OFF→コンセント抜きでの再起動が有効

データのバックアップと管理法

プレイ履歴やキー設定など、重要なデータは万一のためにバックアップを取っておくのが賢明です。とくにPCユーザーには強く推奨されます。

バックアップすべきデータと保存方法（PC）

• 外付けSSDや『クラウドストレージ（例：Google Drive、Dropbox）』に保存しておけば、PCの初期化後もすぐ復旧可能

キャラやマップのデータ調整方法

APEXではプレイヤー側が直接キャラやマップのデータを調整することはできませんが、設定面での調整によって間接的に容量負担や動作の軽量化が可能です。

軽量化につながる設定例（PC）

• キャラモデル描写レベル：中 or 低

• マップ詳細描写：低

• エフェクトの品質：低

• 動的スポットシャドウ：OFF

これにより、メモリの一時使用量が減少し、ファイルキャッシュの膨張を抑えることが可能です。また、動作も安定し、fpsの向上にも寄与します。

APEXの容量問題を根本から解決する

容量を増やさないための注意点

ゲームのインストール後、知らず知らずのうちに容量が増えていく要因が複数あります。

よくある容量増加の原因と対策

• 言語設定を複数インストールしている → 使用言語のみに限定する

• イベントやコラボスキンを過去に大量に取得 → 保存データの最適化は定期的に開発元が行うが、ユーザー側での削除は不可

• アップデート後にキャッシュが残る → アンインストール＆再インストールで整理

• ゲームクリップや録画が自動保存 → PS4/5では自動記録をOFFにすることで節約可能

このように、一度設定すれば避けられる無駄な容量増加が多く存在します。

将来的な容量増加を見越した対策

APEXは継続的にアップデートが行われるタイトルであるため、今後さらに容量が拡大することはほぼ確実です。

今からできる中長期的対策

• ストレージは常に余裕のあるものを選ぶ（1TB以上推奨）

• ゲーム専用ドライブを用意して、断片化を抑える

• 次世代対応SSD（Gen4 NVMeなど）へ移行する

• 複数タイトルを並行プレイしない（1本に絞る）ことで空き容量を確保

特にPCユーザーは、ゲームインストール先をCドライブ以外にすることで、システム干渉を防ぎ容量整理もしやすくなります。

環境への配慮とゲーム体験の両立

大容量データのダウンロードや常時通信は、エネルギー消費やネットワークインフラに一定の負荷を与えます。ゲーマーとしても、環境への配慮を意識した行動が求められます。

環境配慮のための実践例

• ゲームの自動アップデートを夜間ではなく日中に設定

• Wi-Fiルーターやゲーム機を使わないときは電源OFF

• アップデートのたびに再インストールするのではなく、整理と選別で対応

こうした小さな配慮でも、年間ベースで見ると電力や通信量の削減に貢献できます。地球にやさしく、なおかつ快適なプレイを両立する姿勢が理想的です。

プレイヤーが注目すべき容量管理の新事情

最新のアップデート情報

2025年5月時点での最新アップデート内容（例：シーズン21）では、以下のような変更が加えられました。

主なアップデート項目

• 新レジェンド『VantageX』の実装

• ワールズエッジの大規模改修（列車が復活）

• 専用イベントモード『フェーズディストーション』追加

• デスマッチモードが恒常実装化

• 武器バランス調整（CAR SMGがクラフト行き）

これに伴い、アップデート容量は約17.6GB。今後もこの規模のアップデートが続くと見られ、ストレージへの対策はより重要になります。

他のプレイヤーが試した成功事例

実際に多くのプレイヤーが、APEXの容量やパフォーマンス問題に対して独自の工夫を凝らして解決しています。

成功事例の一部

• 毎シーズン開始前に再インストールを行い、20GB以上の容量節約に成功

• PS4のストレージをSSDに換装して、ロード時間を40%短縮

• 不要なDLC削除＆ストレージ整理でSwitchのフリーズ率が激減

• Steamの起動オプションでキャッシュ整理自動化に成功

こうしたユーザーの声を集めて試すことで、自分に合った容量対策が見つかる可能性が高まります。

これからのAPEXとストレージの未来

APEXは今後も長寿命タイトルとして運営されていく見通しであり、容量管理と最適化は、ますます重要なテーマになります。

今後予想される展開

• ゲーム内からのクラウドセーブ・選択ダウンロードの実装

• 不要モードのオプトアウト機能（使わないモードを未DLに）

• ゲームサイズの圧縮技術の導入（例：Zstandard圧縮）

• モバイル版技術のフィードバックによる軽量化の逆輸入

ユーザーとしても、運営の動向を注視しつつ、常に余裕のあるストレージ環境を維持する意識が求められます。

まとめ

ここまで『APEX Legends』の容量に関する問題と、その解決・予防策について詳しく解説してきました。最後に、要点を整理しつつ、これからの対応指針を確認しましょう。

容量問題の要点まとめ

ストレージ問題に悩むプレイヤーへ伝えたいこと

• 容量の問題は『放置しておくと、ある日突然ゲームが起動しない』というトラブルに繋がる恐れがあります。

• 定期的にストレージを見直すことは、単なる容量確保だけでなく『ゲーム体験全体の質』を大きく向上させます。

• 今後さらに高精細化・多機能化が進むAPEXにおいては、『効率的な容量管理が必須』と言える時代が来ています。

最後に

ストレージとの付き合い方は、これからのゲーミングライフにおける重要なテーマのひとつです。『ゲームは楽しく、快適に』をモットーに、定期的なメンテナンスや機器の見直しを意識して、よりよいAPEXライフを手に入れていきましょう。